本日のコラム

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  • 2018.11.20

真夜中のベーシスト

北海道のベーシスト青年 彼の名前も、顔も思い出せません。 ベースのケースを背中に僕の家を出て行った朝のことをうっすらと思い出すばかりです。 その頃、僕は作詞家でした。いや作詞家気取りか。20歳でしたからね。ということは、1978年あたりだったのか、あれは。 ハッちゃん。春日博文と出会ったのは、英会話学校でした。 「お前、何しているの?」 文学を仕事にしようと思っていて、小説や詩を書いていると答えた […]

  • 2018.11.18

クリエーターにとっての風土は大事

東京人は東京を知らない 上京したばかりの人がなげきます。 「東京人は、道を尋ねても知らないと返事をして歩いて行ってしまう。冷たいのが都会人だ」 僕は、こう答えます。 「あなたが道を尋ねたのは、たぶんあなたと同様に、地方から東京に来た人です」 あるいは、こう答えます。 「東京に生まれ育った東京人は、自分の街を出ないから、他の街の道なんて知らないんです」 僕は浅草に生まれました。 そして三ノ輪という下 […]

  • 2018.06.15

考えるスピードと書くスピード/万年筆

いまどき万年筆を使っているのは、いまどき懐中時計で時刻を確かめているようなものでしょうか。 執筆をするときは、パソコンを使います。スマホやタブレット端末も使っています。 それでも万年筆を使うのはですね 「考えるスピードと、書くスピードが一致する」 なおかつ 「思考をジャマしないで書くことができる」からなんです。 国産では、パイロット、セーラー、プラチナ、中屋、笑暮屋などを使っています。 海外製では […]

  • 2018.06.15

料理って人間性を測るんです

僕のことを食通だと誤解している人がいます。 違います、ただ、美味しいものを食べたいのです。 麻婆豆腐を作るとき、僕はレトルトの中華のモトを使いません。 挽肉にニンニクと黒砂糖を混ぜ込んで寝かし、豆腐はスーパーではなく豆腐屋で買います。 さて調理開始。豆板醤(トウバンジャン)、甜麺醤(テンメンジャン)、豆鼓醤(トウチジャン)をベースに挽肉を炒め、八角を鍋に入れて基礎の味を作り、豆腐を投入し、ここだと […]

  • 2018.06.15

コーヒー好きです

僕がフレンチコーヒーを好むようになったのは、大学に入ったばかりの18歳のときでした。 渋谷の現在のファイヤー通りの近くに「レジュ・ドゥ」というコーヒー専門店がありました。 コーヒー豆は最初から茶色いと思っている人がいるようですが、獲れたてのコーヒー豆は白っぽいです。 これを焙煎(ロースト)するのです。豆を炒るわけですね。 炒る時間によって、ローストの状態は数段階に分かれます。 1、ライトロースト( […]

  • 2018.06.15

作家がスーツをまとうとき

作家がスーツをまとうとき 服飾の基本はスーツなのですが、いわゆるビジネススーツは着ません。 それが僕の自己中心的なTPOです。 表現者(作家)が、スタイルを持たないなんて、無責任だとまで、僕は傲慢に豪語しています。 基本はブリティッシュ(英国式)のセヴィルロウ・スタイル。 くだけた印象を身にまといたいときには、クラシコイタリア。 シャツはターンブル&アッサー(イギリス)かシャルベ(フランス)。 靴 […]